天龍寺

都名所図会で辿る江戸時代の京都
第24回・京都五山の成り立ち(1300〜1400年頃)

京都五山は中国の五山十刹の寺格ににならい、鎌倉幕府から導入された。臨済宗(禅宗)の寺が対象で、北条貞時により鎌倉の浄智寺が五山の始まりと言われ、京都の建仁寺・東福寺も含めて数えられるようになった。第一位に建長寺(鎌倉)・ […]

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都名所図会で辿る江戸時代の京都
第23回・後醍醐天皇の建武の新政と足利尊氏の室町幕府(1320〜1341年頃)

承久の乱で後鳥羽上皇を配流した北条家による鎌倉幕府は、100年も経つとの統治が緩み始めた。この頃の天皇家は文永9年(1272年)に後嵯峨法皇の崩御後、大覚寺統と持明院統に分かれる両統迭立となって交互に天皇を立てる事態とな […]

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