WA-10・あの世とこの世の境目へ、京都魔界巡り
平安時代、京都の地域では現生との境が明確に分かれていました。そうした「あの世」には今もそれを示す寺があります。また、悲運で死んだ者の塚や妖怪との対決など、魔界と言える場所があります。そんな京都の魔界に行ってみましょう。 […]
第33回・賀茂と伊勢にいた、二人の斎王
5月15日に行われる葵祭は京都三大祭りに数えられ、京都御所を出発し下鴨神社を経由して上賀茂神社へと向かう平安時代の装束を見にまとった行列は、王朝文化を今に伝えます。その祭りに花を添える斎王代の行列は、その年に斎王代に誰が […]
出版物からゲーム文化を考察する「CONTINUE2」
城陽市歴史民族資料館の令和4年夏季特別展では、大好評だった2018年に開催された現代ゲーム機の展示「CONTINUE」の続編となる、「CONTINUE2」が開催されています。 前回はアーケード・家庭用といったゲーム機大集 […]
第32回・都の夏のお祭り、祇園祭と五山送り火
夏になると都では煌びやかな山鉾が動く祇園祭と夜空に文字が煌めく五山送り火が行われる。一千年以上とも言われるこの二つの祭りはいつ頃から行われたのだろうか? 町衆の祭り、祇園祭 祇園祭はそもそも平安時代に神泉苑で政争で怨霊と […]
大いなる都、平城宮跡を巡って奈良時代を体験してみる
奈良市の西側にある平城宮跡歴史公園。平城京は藤原京から710年に遷都され、東西4.3km・南北4.8kmに東側の東西1.6km・南北2.1kmの張り出しがあった日本最大の都市でした。平城宮は中国の唐の長安城を模して作られ […]
第31回・新たな都を守る水上の城郭・淀城。江戸時代の都の歴史(1603〜1702年)
大坂夏の陣により豊臣家滅亡し、徳川家が日本の政治の本流となった。家康の死後、徳川秀忠は元和5年(1619年)に上洛し、伏見城を廃城にすることと、国内の軍事拠点の再構築に手をつけた。 徳川家による京都の実効支配 淀城(伏見 […]
岡崎の文化ゾーンを代表する京都市京セラ美術館
岡崎の平安京の鳥居の近くにある京都市京セラ美術館は、当初は1928年(昭和3年)の昭和天皇即位大礼を記念し、1933年(昭和8年)に建築家の前田健二郎によって鉄骨鉄筋コンクリート2階建ての帝冠様式建築として建てられ、大礼 […]