所蔵品から見える街の風景「人びとは、京をどう生きたか?―館蔵品をひもとけば―」
京都市歴史資料館では、歴史資料館の所蔵品からの展示で所蔵品から見える街の風景「人びとは、京をどう生きたか?―館蔵品をひもとけば―」が開催されています。
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人々が暮らした京都の仕組みや風景がわかる展示内容
京都市歴史資料館の場所は京都御苑の東側、通称御所東にあります。
数多くの所蔵品がある資料館ですが、今回は江戸時代から近代にかけて人々の暮らしが取り上げられています。
展示テーマが三つに分かれており、一つ目は江戸幕府の役人たちの活動が記された「京都武鑑」を中心に江戸時代の様子が紹介されています。
二つ目は代々天皇の警護や財政管理をしていた立入家に関しての資料です。立入家の四代目の宗継は織田信長と朝廷との間を取り次いだ人物として有名です。
三つ目は大正期から昭和にかけての近代の京都を写真や絵で紹介する「生きられた近代都市」です。
京都市都市計画局が撮影した写真や、「京都の街頭風俗」として書かれた人々様子、昭和30〜40年にかけて刊行された「新撰京都名所圖會」の町の様子など、懐かしい京都の風景が蘇ります。
過去から今に繋がる京都を探してみてください。
人びとは、京をどう生きたか?―館蔵品をひもとけば―
場所 京都市歴史資料館
会期 令和5年9月24日(日曜日)~令和5年12月24日(日曜日)